先天性中途半端依存症

 

 

頭が悪そうな造語だ。

なんか病んでることがウリの地下アイドルがツイートしてそうだな。

あとボーカロイドの曲名とか。

イラストpv。白髪で赤目の少年だしてくれ。

そのうち小説だしてシャフトでアニメ化、よろしくお願いします。

 

中途半端という言葉が世界一似合う男だと自負しているおれの中途半端さは尋常ではない。小さい頃通わせてもらっていた習い事は三日目には嫌気がさしていたし、一週間目には家族に愚痴っていたし、一ヶ月後には目が死んでいた。

もちろん年単位で続いたものなど皆無である。

高校もやめた。正確には通信制高校に転校という形だったけれど、ほとんど通ったうちに入らない。

やめた理由は本当に些細なことで確か美容院で髪を切ったら上手くいかなくてみたいな、そんなことだったと思う。それだけの理由だった。

一日休んだらなぜだか次の日も憂鬱で、その内に転学届けを提出していた。

それから大学に行くとさぼったりさぼったりしているうちにすぐ電車に乗れなくなった。親切な大学の教授に心療内科を勧められ、社会不安障害という大層な名前をつけられたがきっとそんなんじゃないと自分自身わかっていた。

 

休むためのいい口実ができたと、ほっとしていた。

 

クズ〜〜wwww見事なクズ〜〜wwww

多分明日のコンビニの帰り猫がトラックに轢かれそうなところを助けて死を経験する。今日はオールで神棚に拝むか。異世界転生の準備の方、よろしくお願いします。

普段は「なんでおれを管田将輝にしなかったぁ……!」とか「米津なんでこんないい曲かけんだよ!!神に賄賂か???実はリセマラしまくってんだろ」とか神様に悪態をつきまくっているのにこういう時は神頼みなのが本当に都合がいい。

類い稀なる飴と鞭。神が女なら「ほんっとクズっ!!!……でもなんかほっとけないのよね……///」ってなってる何いってんだ、おれ。

この世界に自分に都合のいい蜜は意外と少ない。

中途半端に甘えてばかりいると努力して必死に毎日を生きている人からは嫌われてしまう。

そうしてたどり着いた果ての場所はきっと、中途半端を愛した世界よりもずっとずっとつらいところだと、そう思う

少なくともおれはそうだと思った。

 

中途半端はもうやめよう。

とりあえず部屋に転がった飲みかけのペットボトルを片付けて、机の上のコーヒーは飲みきろう。明日からはこのブログと、もしも面接が上手くいったらアルバイトを続けてみよう。

何をしてもつらいなら何かしていようと思った。